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ノベルティや販促などに最適なオリジナルキャンディーを製作

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熱中症を経験して感じる「熱中症対策」の重要さ

メイン 熱中症

GWを過ぎて、ここ愛知でも30度を超す日が増えてきました。
これから暑い夏がやってくるのかと思うと、不安になるのがアレです。そうです。

熱中症 見出

熱中症

私も過去に経験したことがあり、めちゃくちゃ怖かったので皆さんに体験談としてお話しさせてください。。

それは暑い夏の休日に一人で街へ遊びに出た日のこと。外がめちゃくちゃ暑いことはわかっていたので、家を出る時にポカリスエット500mlを1本カバンに忍ばせました。
バスに揺られ電車に揺られ、行ったことのない街へ探索に向かう心はワクワク。
街につき、お店に入ったり外を散策したり、屋外はもちろん暑く、30度をゆうに超えていた覚えがあります。日差しもジリジリと焼ける暑さです。暑くて暑くて、ポカリを飲みます。
それでも日差しに耐えられなくて、店舗に入ります。

日差し

店舗の中は天国かのように涼しく、汗ばんだ体がス〜ッと冷えていくのがわかります。

は〜、きもちい〜涼まる〜

店舗で涼みながら買い物をしたりなんかして、それはそれは楽しく時間を過ごしていたのですよ。
買い物が終わったらまた外へ出て次のお店に向かって。あっちへいったりこっちへいったり、暑くなったらお店に入って涼んで。。
皆さんきっとわかりますよね。そうです。
それがいけなかった。
体内の深部は熱がこもっているのに、表面上の「涼しさ」で「身体が冷えた」と錯覚していたのです。

あれ?なんだか頭痛かも。ポカリ飲も

そう思ったものの、もともと頭痛持ちのため、もう少ししたら家に帰ろうかなと悠長に考えていたのもいけなかった。本当に帰る気になった頃には頭がガンガンしていました。帰り道は頭痛との戦い。揺れると痛いし、静かにしていると脈打つ頭。

これはやばい

急いで(揺れると痛いから急げないけど)家に帰り、クーラーの効きを最強にして横になりました。

頭痛 横

これ多分熱中症だな。熱中症って薬飲んでいいのかな?
携帯を見るにも目がしんどすぎて見れない。検索もできない。
薬、たぶんだめだな。そう思いただひたすら横になったのですが、
脳がドックンドックン脈を打って、頭が割れそう。

この時点で午後5時くらい。
かなりマズい状況だとは理解できたので、夫に連絡。
幸いにもその日の仕事が終わっていたので、急いで帰ってきてくれたのですが、帰ってきた夫が一言。

「顔白すぎ!唇どうした!色やばいよ」

わたしの顔は真っ白になり、唇は紫色に変わっていたようでした。

とにかく声を発するのも頭が揺れて痛く、初めての経験に少しパニックを起こし、うるうると涙が。。
救急で病院に向かい、すぐに熱中症疑いとのことでベッドに寝かされました。診察でいろいろ質問をされたのですが、
最後にトイレに行ったのいつ?
との質問に、ああ・・・と、自分でも驚きました。
考えてみれば、朝家を出る前に行ってから一度も行っていなかったのです。体内の水分が汗でとられ、「トイレにいきたい」という状態にならなかったのです。つまり、体内から知らないうちに汗として水分と塩分がじわじわと抜けていっていたのです。

生理食塩水を点滴してもらいましたが、針が刺さり、流れ出した瞬間、腕から身体へ冷たい液が
ヒヤ〜ッ
と駆け抜けていくのがわかりました。
それがはっきりとわかるほど、わたしの身体は熱を持っていたのです。

点滴

ちなみに、飲むか悩んだ頭痛薬については、医師の診察を受けて、ロキソニンを飲みました。熱中症と気づかずに頭痛=頭痛薬という判断は非常に危ないとのことなので、夏場の頭痛にはみなさんお気をつけください。そして、熱中症の初期対応として、自己判断の頭痛薬摂取は危険な場合もあるので、「なんだかおかしい。」と感じた場合は受診を。。
わたしも患者としてお世話になり本当に助けていただいたという思いが強いのですが、あれからかなり気をつけるようになり、日傘・水分補給・塩分補給・「手を洗う」を心がけています。

ん?手を洗う?

と思った方もいらっしゃると思います。厳密に言うと、
「手のひらを冷やす」
が正しいかと思います。

てのひら

最近よく取り上げられているので、ご存じの方もいるかと思うのですが、実は手のひらには体温低下機能が備わっていることが明らかになっています。動物も手のひら部分は毛がない部分がありますよね。
毛がある部分は熱がこもるため、
手のひら部分で熱を放出する機能が備わっているそうです。
人間は体毛は動物ほどありませんが、太古の体の仕組みがまだ残っているということで、手のひらにあるAVAという特別な血管が、暑くなると開通して体温を下げようとしてくれるのだそう!
その働きを利用して、冷たい水に手をさらしたり、冷えたペットボトルなどを握ることで、一時的に体温を下げる手助けをしてくれるという仕組みだそうです。
その適温は15℃前後。
保冷剤などあまりにも冷たいものだと逆に血管が閉じてしまうようなので、要注意です!

てのひら冷却

画像:くすりと健康の情報局by第一三共ヘルスケア より

これを知ってから、なんか暑いなー、もわっとするなーと思うときには手を冷水で洗うようになりました。
これが効果テキメン!!
ひやーっと冷たい感覚のおかげで体温が下がる(気がする)のに加え、なんだか気分も爽快リフレッシュ!するのです!手洗い、あなどることなかれです。ほんとうです。

改めて、熱中症を防ぐために気をつけること

・適度な水分摂取
・適切な塩分摂取
・二日酔いに注意
・朝ごはんをしっかり食べる
・十分な睡眠をとる

まいあめでも毎年この時期から
水分と塩分をしっかり摂っていただくように
熱中症対策飴として水分・塩分とって飴を販売しています。

水分・塩分

建設関係の企業の方からも

・ご安全に!(塩飴)
・企業ロゴ(塩飴)
・企業キャラクター(塩飴)

など、塩入りのオリジナルキャンディーのご依頼をいただいています。
現場の方へ、気軽に食べてもらえるよう100〜200個単位で配布したり、10個パックをたくさん用意し、ひとりひとりへ配布したりなど、外で働く方の安全ために多くの企業様が気を配っています。

また、水分・塩分とって飴は、より多くの方の熱中症対策となるよう、少量(50個〜)からのネット注文も受け付けています。
購入

90年代生まれの私たちは、夏でも外で思いっきり遊べました。暑い暑いと言いながらも、汗をかいて、アイスを食べて、プールに行って。今日は暑くなるよ!と言われてもせいぜい35〜36度程度。とにかく公園で遊んだり、自転車で出かけたり、夏を外で思いっきりエンジョイしていました。
いまのような38〜39度まで気温が上がってしまうと、外で息をするのもしんどく、太陽の熱で一瞬にして体力を奪われます。外での運動や活動を中止や延期させる「熱中症警戒アラート」が出ることもあります。
特に子供や高齢者は「暑さ」に気付きづらい傾向にあるということなので、近くの方が気にかけて接することが大切だと改めて感じます。

どうしても外で活動が必要な場合や、熱がこもる屋内での活動、エアコンのない場所では、こまめに休憩を心がけ、日陰がどこにあるか確認、水分・塩分の補給をして、今年は悲しいニュースが1件でもなくなるよう、どうかお気をつけください。

みなさんが楽しい夏を過ごせますように!