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「名入れ」とコミュニケーションとオリジナリティ

世の中にはほぼあらゆるものに「名前」が付いています。
ブリタニカ国際大百科事典にによると

”事物を他の事物と区別して指示するとき使われる言葉。
名前には1つの個体のみさす固有名詞,一般的水準で使われる普通名詞から概念的なものまで,さまざまな種類がある。
名前をつけることは,現実の生活に必要な記憶をつくりあげ,対象に対してコミュニケーションを行う基になる。こうした意味で,名前は人類の文化に固有の歴史性,社会性の基礎といえる。
たとえば,日本の人名の基である氏姓制度 (しせいせいど。氏 ) の最初は,古代の朝廷または天皇から与えられたものであり,諸氏族を政治的に秩序づける制度であった。”

などと、難しいい解説がついています。ポイントになるところといえばここ
「対象に対してコミュニケーションを行う基」
この部分でしょうか。

中国や日本では本名を知られると呪いがかけられる可能性がるため本名を明かすことがありませんでした。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、「デスノート」を思い出していただければイメージできるかもしれません。
とはいえそれではやはりコミュニケーションを取れないので「通名」みたいなものをつけていました。
字という文化ですね
”中国で、男子が元服の時につけて、それ以後通用させた別名。通常、実名と何らかの関係のある文字が選ばれる。実名を知られるのを忌んだ原始信仰に基づき、実名を呼ぶのを不敬と考えるようになったところからの風習。”

呪いは怖いが、確実に他と区別をしてコミュニケーションを円滑に図るためにはどうしても「名前」が必要になるわけです。

コミュニケーションの度合いや密度に従って、名前も変わっていきますよね。呼称というか、あだ名やニックネームとかになっていきます。

会社名やサービスでは特にそういったことをまず先に考えてネーミングすることが多いです。コンセプトやブランドイメージに直結する名前を捻り出すように考えることも多々あります。起業した人や商品企画などを仕事にしている方々は苦労したことを思い返すのではないでしょうか。

例えば「まいあめ」というサービス名称。


オリジナルキャンディーを作るサービスなので「自分の」と言いう意味で英語で「my」、飴はそのままで「あめ」と、単純につけたように思われがちですが、インターネットサービスですので「検索」ということを意識していて、よりキーボードタッチが少なくなる名称に固執した結果「maiame」あるいは「myame」と5文字か6文字で検索キーワードが打てるということが、サービス名称を決めた最大の理由だったりします。

ところで「名前」を最も意識したのはどんな時でしょうか。
親になったことがある人なら、まずは子供への命名でしょうか。さまざまな願いや想いを込めて命名することでしょう。

保育園や、幼稚園、そして小学校に入学する準備の際にはたくさん名前を書いたり、シールを作って持ち物に貼って行ったりします。
特に後者ではそのものが誰のものであるのかという「オリジナリティ」を持たせるための名前です。

誰のものであるのかはとても大事な要素ですよね。

ここに「名入れ」のニーズがあります。

あのAppleさんでもこんなサービスをやっているぐらいです。

個人的にはAppleさんの刻印サービスなら何に使いたいかというと、断然apple pencileですね。無くす可能性が高いのと、何しろ他の人との区別が全くできませんから(笑)

名入れには他にも「誰が贈ったものか」という要素も持たせられます。
記念品や粗品などによく使われます。

カレンダーなどの印刷物や、タオルやボールペンのような工業製品は昔から「名入れ」のニーズが非常に高いものでした。
安価で大量に配れることが大きな要因だったのでしょう。

ただ単に「誰が贈ったものか」「誰のものか」というだけであるならば必要十分だと思います。
オリジナリティはしっかり担保できるのですから。

しかし名前には「コミュニケーション」という大きな役目がある以上、名入れをするならば「コミュニケーション」という要素も欲張って取り入れられればそれに越したことはありません。

贈ることで、いただくことで、それが話題になりコミュニケーションが生まれる。
そんなもう一歩踏み込んだ形の「名入れ」を実現することが、まいあめの長所の一つだと考えています。

制作事例をご覧いただいても、実に多くの「社名入り」や「ロゴ入り」のまいあめがあり、またその中の多くのお客様からリピートのオーダーをいただくことからも、スタッフは実感しています。

まいあめのサイト内には「名入れ」というキーワードは一言もありませんが、名前のもつ重要性と本質を理解した上での「コミュニケーションツール」と位置づけた結果でもあります。

まいあめのサービス概略に「名入れ」が入っていない理由についてちょっとだけ触れてみました。