名古屋駅のシンボル、巨大ツリー前のクリスマスマーケットに出店しました。

2024年のカレンダーも残りわずかとなった12月21日から24日。 名古屋駅の冬の顔とも言える巨大クリスマスツリー(JRゲートタワーモール1階)の下で、特別な4日間を過ごしました。
普段は「オーダーメイドキャンディー」を主軸とし、どちらかといえば「裏方」としてお客様のブランドを支えることが多い私たち。一般のお客様に直接飴を届ける「小売・出店」という舞台は、実はまいあめにとって非常に珍しく、そして大きな挑戦でした。
今日は、準備期間わずか1ヶ月という怒涛のスケジュールから、当日の驚きの出会いまで、その舞台裏をたっぷりとお届けします。
1. 「名古屋の一丁目一番地」での、震えるような挑戦
「ゲートタワーモールのツリーの前で、クリスマスマーケットを開きませんか?」
このお話をいただいたとき、私たちに駆け巡ったのは歓喜……ではなく、正直なところ「大きな不安」でした。 なぜなら、お話をいただいたのは開催まで1ヶ月を切ったタイミング。さらに場所は、名古屋で最も人が集まる、いわば「一丁目一番地」のような場所だったからです。
普段の私たちは、職人が一つひとつ絵柄を組み上げる「組み飴」の受注生産がメイン。
自分たちでブースを構え、商品を並べ、接客をするノウハウはほとんどありません。
「やばいよね。あそこ(名古屋駅を使う方ならすぐどこか分かるような場所)だよね・・・」
「そもそも繁忙期だし、出店準備もしたことないし。。。間に合うんかい・・!?」
というのが率直な気持ちでした。
ここが名古屋駅を利用する人ならほぼ全員知っているのではないかというゲートタワー下。まさに一丁目一番地と呼べる場所。
そんな不安を抱えながらも、こんなチャンスをいただけるなら、この機会を逃したくない。やるならしっかりやりたい!
と、 繁忙期真っ盛りの中、出店に向けての突貫準備が始まったのです。
2. コンセプトは「海外の飴屋さん」。急ピッチで進めた空間作り
出店が決まってまず直面したのは、「並べる道具が何もない!」ということでした。(涙
ありがたいことに、ブース自体は用意していただけるものの、商品をどう魅せるか、つまりディスプレイは我々次第。
せっかく出店するなら、ただ飴がちょこんと置いてあるような、ダサいのはやだね・・・。
ノウハウも実績もない我々のなかに渦巻いたのは、みっともないのはやだなあ・・・。そんな気持ちでした。
みんなで話し合い、結果として
「海外のクリスマスマーケットの、キャンディーショップのようなワクワク感を再現しよう!」
と決まりました。

普段は組み飴を主軸にサービスを運営している我々ですが、今回はクリスマスマーケット。商品も「キャンディケーン」がメインと決めていました。
海外のクリスマスマーケットのような雰囲気、キャンディーショップには色とりどりのキャンディーが並び、見るだけでワクワク・・・!
「こんなイメージがいいよね!」と写真を共有し合い、陳列用の棚やバスケット、装飾品を揃えました。
普段の仕事とは全く違う「出店準備」という作業。
商品ラインナップを組み立てるスタッフ、ディスプレイを会議室で実際に組み立てるスタッフ、POPを作るスタッフ、出品商品を加工するスタッフ、忙しい中でも協力しあい、アイディアを出し合い、心を一つにしていきました。
社内で模擬イメージ。かわいい〜とみんな大興奮。出店のイメージを高めていきます。レジの練習もしました!
3. 主役は「キャンディケーン」
今回私たちがメイン商品にしたのは、クリスマスシーズンになるとよく見かける杖型の飴、「キャンディケーン」です。
皆さんは、キャンディケーンと聞いてどんな味を想像しますか?
実は、日本で流通しているものの多くは海外からの輸入物で、そのほとんどが「ミント味」なのです。
あの赤と白の可愛い見た目に惹かれて手にとっても、小さなお子様は食べられない……という話を、私たちは何度も聞いてきました。
「せっかくのキャンディケーン。子どもたちが『美味しい!』と喜べる飴を作りたい。」
そんな想いから、myameでは職人が一釜ずつ丁寧に炊き上げ、子どもたちに大人気の「いちご味」と「りんご味」を展開しています。
このキャンディケーンを主役に、私たちの商品ラインナップは完成しました。
まいあめのキャンディケーン。美味しいと人気です。
4. 心に響いた「嬉しい声」
そして迎えた初日、12月21日の日曜日。 開店準備もそこそこに、いよいよ営業スタートです。
名古屋駅の巨大ツリーを背景に写真を撮る方、ツリーを横目に足早に往来する人々。
開店してすぐ、物珍しさにみなさん集まってきてくださいます。
「これ、絵本で見てずっとずっと欲しかったんです〜!」
そう言って目を輝かせてキャンディケーンを手に取ってくれた女性の方。
わかりますわかります。よく見かけるけど、実際に本物(キャンディー)を見たことってないですよね。
ずっとずっと探し求めていたものを私たちが届けられた、これほど誇らしく、嬉しい瞬間はありませんでした。
5. 夜を彩った「ピカピカキャンディー」と、サンタ社長の登場
日が落ちて、ツリーのイルミネーションが本領を発揮し始めると、マーケットの雰囲気はさらにマシマシに。 そこで爆発的な人気を呼んだのが、スイッチを入れると光り輝く「ピカピカキャンディー」でした。
大人気のピカピカキャンディー。7色に光る。
夜の名古屋駅でピカピカ光りまくるカラフルな光は、遠くからでも目を引きます。陳列している飴たちがピカピカと点滅する様子に、お子様はもちろん、大人の方までもが「なにこれ〜!」「え!?飴!?」「どうやって光ってるの!?」「可愛い!」と吸い寄せられるように集まってくださいました。 このピカピカキャンディーは、なんと期間中に約600本を売り上げるという、驚異的な記録を作りました。
さらにこの出店期間中に一番、場を盛り上げてくれたのは、サンタの格好をした社長です! ご購入特典として、サンタとの記念撮影会を開催したのですが、これが大盛況。ツリーをバックにサンタと一緒に写真を撮る、そんなクリスマスの思い出作りのお手伝いができました。
中には
「夜、、、待ってるからね・・・」
耳元で「あれと、これと、欲しいです。よろしくお願いします。」
と内緒話をする子供達の姿。横で見ていて可愛くって愛おしくって、たまりませんでした。
そしてそれにしっかり応える社長。「サンタは英語を喋るもの」と自覚されており、言葉を発することなく、しっかり子供の目を見て親指をグー!さすが子供を3人育てられただけあります。子供の夢を壊さず、親からの信頼も得る。素晴らしい演技でした。(拍手
サンタ役を買って出てくれた社長。誰よりも大活躍!!
中には、なんと「ペンギン」を連れて来店されたお客様もいらっしゃいました! 雪の降るような寒さの中(実際には雪は降りませんでしたが、それほど寒かったです!)、サンタとペンギンのレアすぎるツーショットが実現。その場にいたスタッフもお客様も、みんなが笑顔になった奇跡の瞬間でした。
6. 4日間を終えて。
1ヶ月前、不安でいっぱいだった私たち。やるとは決めたものの、ほんとにやれるのかな・・・。
場所に見合うことができるのかな・・。そんな思いで迎えたクリスマスマーケットでした。
普段のオーダーメイドキャンディーの業務も、その先には必ず「楽しみにしている誰か」がいます。 でも、今回のマーケットでは、キャンディーを手にした「その瞬間」を見ることができました。
「絵本の飴」に出会えた方の喜び。 ピカピカ光る飴を振って歩く子供の姿。 サンタと写真を撮った時の誇らしげな顔。
飴という、小さくて甘い食べ物が持つパワーを、私たちは改めて教えてもらった気がします。

おわりに
今回、ゲートタワーモールのブースに足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。 そして、素晴らしい機会をくださった関係者の皆様、キャンディーを作ってくれた職人さん、準備をしてくれたスタッフのみんな。
すべての力が合わさって、この初めてのクリスマスマーケット出店が実現しました。
またこのような機会があれば、キャンディーの楽しさをもっともっと伝えられる様に、みんなで頑張っていきたいと思います。
2026年も、まいあめをどうぞよろしくお願いいたします。