飴で変える未来。地球と人と心を満たす「カーボンニュートラルキャンディー」

お菓子から始まるウェルビーイング
近年、「ウェルビーイング(Well-being)」という言葉が注目を集めています。
これは単なる健康や幸福ではなく、肉体的・精神的・社会的に良好な状態を指し、企業活動においても「社員の健康」「働きがい」「社会貢献」の三位一体で実現されるべきものです。
株式会社ナカムラは、このウェルビーイングの概念を「飴」という日常の小さな存在に結びつけようと考えました。というのも、この3つの要素の基盤にあるものは「コミュニケーション」だと思っているのと同時に、弊社はコミュニケーションツールとしての「飴」を企画販売する会社でもあるためです。
そして熟考の末、日本初の有機認証キャンディーを基盤に「カーボンニュートラルキャンディー」が誕生しました。
CO2排出量を原料等の見直しなどの自社努力で44%削減し、残りの56%をJクレジットでオフセット。
その結果、CO2排出実質ゼロを実現しました。それゆえに、カーボンニュートラルキャンディーと呼ぶことができるのです。
しかしこのキャンディーの真の価値は、「環境にやさしい」だけではありません。
それは、食べる人の健康、働く人の誇り、地球の未来を同時に満たすウェルビーイングの象徴なのです。

株式会社ナカムラの歩み “人と飴”をつなぐ15年の歴史
ナカムラは、オーダーメイドキャンディーサービス「まいあめ(myame)」を2009年にスタート。
これまでに1万社以上の企業や団体と取引し、イベント・販促・採用活動などさまざまな場面で活用されてきました。
その背景にあるのは、「飴を渡すと会話が生まれる」という日本独自の文化。大阪の女性の「あめちゃん食べる?」という言葉のように、飴は“人と人をやさしくつなぐコミュニケーションツール”として機能してきました。
しかし、近年では「環境配慮型ノベルティとして使えるような飴はないですか?」という要望が増加傾向にあり、企業のCSR・SDGs活動の一環として、“やさしさ”と“サステナビリティ”を両立した飴が求められるようになりました。
その声に応えたのが、ナカムラのカーボンニュートラルキャンディーなのです。
CO2排出量44%削減 オーガニックが支える“地球のウェルビーイング”
化学肥料を使わない、未来への約束
一般的な飴の原料は、化学肥料や農薬を使用して栽培された農産物です。
実はこの肥料や農薬の製造過程こそが、大量のCO2を発生させる主な要因となっていることがわかりました。
ナカムラは、そこに真正面から取り組み、使用する主要原材料を100%オーガニック原料に切り替え、その結果、製造工程全体で44%のCO2削減を実現することに成功しました。
この取り組みは、単に「原料を変えた」だけではありません。化学肥料を使わない農業は、土壌中の炭素を固定化し、生物多様性を守ります。つまり、このキャンディーをつくること自体が地球の治癒行為と言えるのです。

オーガニックは“人にも地球にもやさしい”
オーガニック=健康志向というイメージは強いですが、本来の価値は「地球環境のウェルビーイング」を守ること。
その副産物として、添加物の少ない自然な甘さが食べる人の心と体の健康にも寄与します。
ナカムラのオーガニックキャンディーやカーボンニュートラルキャンディーは、口に含んだ瞬間に安心感をもたらし、“環境と健康を同時に味わう”という新しい体験を届けています。
Jクレジットで残り56%をオフセット “社会的ウェルビーイング”の実現
カーボンオフセットという仕組み
どんなに努力しても、製造や輸送で発生するCO2を完全にはゼロにできません。
そこで登場するのが、カーボンオフセットです。
ナカムラでは、日本政府が運営するJクレジット制度を活用。
森林保全・再生可能エネルギーなどの活動を支援する形で、残りの56%のCO2排出分をクレジット購入によって相殺しました。
結果として、このキャンディーはCO2排出実質ゼロ=カーボンニュートラルを達成。
小さな一粒が、地球規模の環境アクションへと変わりました。

地域と森を支える「社会的ウェルビーイング」
ナカムラが購入するのは「出雲の森プロジェクト」など、国内の森林由来クレジット。
これは単なるCO2削減のためではなく、地域の森林保全・雇用創出・教育支援を含む、地域社会のウェルビーイングを支える投資でもあります。
森林を守ることが、地域の人々の生活を守ることにつながる。ナカムラの取り組みは、まさに経済と環境の共生モデルです。
“選べるオフセット”がつなぐ地域と企業の物語
TOPPANとの協業で実現した新発想CSR
ナカムラはTOPPANと協業し、企業自身がカーボンオフセット先を選択できる仕組みを整備しました。
たとえば、木材関連企業なら森林由来クレジットを、地域密着型企業なら自社の拠点地域の森を選ぶことができます。
CSR活動に「自分たちの物語」を付与することで、“やらされるCSR”から“語れるCSR”へと進化します。
地域共創型のCSRブランディング
オフセットを地元に還元することで、社員や地域住民の共感を得やすくなり、企業の信頼性も向上。
こうした取り組みは、「環境・経済・地域」が循環するウェルビーイング・エコノミーの具体的な形といえます。
アナログの力 五感で伝える“心のウェルビーイング”
飴は「五感のメディア」
ナカムラは飴を「五感で伝える広告」と位置づけています。
手渡す瞬間の温かみ、包装を開ける音、味覚・嗅覚で感じる印象。
その全てがブランド体験となり、記憶に残るSDGs活動を生み出します。
“見えるSDGs”カードで伝える
オリジナルカードには、CO2削減率・オフセット先・環境ストーリーを明記可能。
ただのノベルティではなく、企業の理念を味わう体験型ツールとして機能します。
アナログでありながら、心理的な共感力は圧倒的。
まさに「心のウェルビーイング」を形にしたプロモーションです。
事例で見るウェルビーイング経営の実践
名古屋鉄道様 社員の健康と環境意識を両立
2025年6月、熱中症対策が企業に義務化されました。
名古屋鉄道様は従業員への塩飴配布に、カーボンニュートラルキャンディーを採用されました。
目的は、従業員の健康維持と同時に「環境への意識」を高めること。
“体を守りながら地球も守る”というダブル・ウェルビーイング施策です。
従業員へ「ただの塩飴ではなく、からだにも地球にもやさしい」という周知をし、環境活動が日常の中に自然に溶け込まれたようです。

スギイマシナリィ 森林×採用ブランディング
木工機械メーカーのスギイマシナリィは、取引先がすべて木工関連企業。
森林由来のJクレジットと親和性の高い本キャンディーを採用しました。
展示会では「森を守る飴」として注目され、
採用説明会では学生の環境意識に共鳴し、エンゲージメントが向上したと伺っています。
ここでも“地球・企業・人材”をつなぐウェルビーイング・ブランド体験が生まれました。
「考える消費」へ——地球・人・心を同時に満たす選択
ナカムラが提唱する「Think Consumption(考える消費)」は、モノを買うことを社会との対話に変える考え方です。
カーボンニュートラルキャンディーを選ぶことは、
•地球をいたわる(環境的ウェルビーイング)
•働く人を応援する(社会的ウェルビーイング)
•食べる人を笑顔にする(個人のウェルビーイング)
という三方向の幸せを同時に実現する行為です。
消費を「行動」ではなく「共感」に変える。
この飴は、“やさしい革命”の象徴です。

おいしく、やさしく、しあわせに
CSRやSDGsをもっと「人の心」に届く形に。
ナカムラのカーボンニュートラルキャンディーは、環境活動と多くの人のウェルビーイングを「楽しく」「おいしく」「意味のある体験」に変えます。
• 地球が喜ぶ:オーガニック原料とCO2削減
• 働く人が誇れる:社会貢献の実感
• 食べる人が笑顔になる:安心・安全でおいしい
この三位一体の価値が、ウェルビーイング経営の新しい形になるのではと考えています。
飴という小さな存在が、企業の未来と社会の幸福をやさしくつなぎます。

▼▼カーボンニュートラルキャンディーのお問い合わせ▼▼
株式会社ナカムラ(まいあめ事業部)
オーダーメイドキャンディーブランド「myame」
公式サイト:https://www.myame.jp
お問合せはこちら:https://myame.jp/contact