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ノベルティや販促などに最適なオリジナルキャンディーを製作

お客様インタビューInterview

株式会社ゴールドウイン

ゴールドウイン宮嶋さん、渡邊さんとまいあめ中村

1877年にノルウェーの商船隊の船長ヘリー・J・ハンセンが防水ウエアメーカーとして創業し、現在ではマリンウエア、アウトドアウエアを幅広く展開するブランド、HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)。夏に繰り広げられる様々なヨットの大会に向け、熱中症対策のためのロゴ入りキャンディーを製造・配布いただいた、ヘリーハンセンを日本で展開する株式会社ゴールドウインの宮嶋洋介さん、まいあめを紹介してくださった販売部の渡邊祥子さんに、今回実施に至るまでのお話を伺いました。

株式会社ゴールドウイン、ヘリーハンセンについて教えてください。

宮嶋さん(以下 宮):ゴールドウインは、自社ブランドであるGOLDWINと、ライセンス・商標権をもったブランドを保有しているスポーツウエア、スポーツ用品の製造販売社です。皆さんがご存知のところでいうと、THE NORTH FACE、HELLY HANSEN、ellesse、DANSKIN、Speedo、WOOLRICH、canterbury、など、よく目にしたり耳にするブランドも弊社が企画、生産、販売を行っています。

会社としては「スポーツのある豊かな暮らしを築き上げること」が企業理念で、日常生活の中にスポーツ要素を取り入れて、健康で豊かな暮らしを送っていただくことを大切にしています。そのため、スポーツ用品を沢山販売しているというよりは、ウエア関係で、ひとつひとつこだわったものづくりをしているのが他のメーカーとは違うところだと思っています。また、いわゆる「自主管理売場」つまり直営店の運営も他のメーカーと比べて非常に力が入っているので、直営店での売上が会社の売上の大きな割合を占めています。

そして僕が属しているのは、ヘリーハンセンというブランド。もともとはノルウェーのセーリングウエアのブランドで、日本に入ってきてまだ40年くらい。今ではマリンウエアからアウトドアウエアまですべてのフィールドウエアを展開しています。そのフィールドで培われた技術を日常着へフィードバックして、快適な暮らしを提案しております。

ゴールドウイン宮嶋さん

中村(以下 中):40年前から日本にあるブランドなんですね・・!

:80年代、90年代からのファンを今後も大切にしていくと同時に、新しい世代のファンを増やしていこうと考えております。近年は140周年ということもあり、様々な業種の方々とコラボレーション商品をリリースし、今までH/Hを全く意識していなかったユーザーさまへアプローチすることができました。この先も、世代を超えて愛されるブランドになっていきたいと思いますね。

:我々も実感していますが、若年層にファンになってもらうのは非常に難しいですよね。

:そうですね。価格競争に流れると、瞬間的には売れますがブランドのファンにはなりづらい。むしろブランドに共感してくれたファンが離れていきますからね。心に響くモノ作り、「付加価値」のあるモノづくりを続け、ブランドの信念に共感してもらい永くファンでいてもらえるようにしないといけません。

:ブランド自体は歴史が長いので、ストーリーがしっかりありますよね。

:創業以来一貫して曲げていないのは「水に対してどうあるべきか」。創業時、キャンパス地に亜麻仁油を染み込ませ、防水性を高めた船乗りたちのためのコートの製造から始まり、消化用のバケツなども製造しておりました。その後も防水ウエアだけではなく水難事故から命を守るライフジャケットや、疎水性と保温性に優れたアンダーウエアなどの開発を行っています。

ゴールドウイン宮嶋さん、渡邊さん

まいあめを利用していただいた経緯を教えてください。

:日頃から販売促進のノベルティを探していて、缶バッチやトートバックなど、何か作って配ることは多々有るのですが正直ネタに行き詰って(笑)。なにか面白いものはないかな、と考えていたときにちょうど同僚の渡邊から組み飴というものを教えて貰って。

渡邊さん(以下 渡):もともと御社広報の藤井さんが書いたスージーメンケスさんの記事を読んだことがあって、飴に対する想いがすごいな。と思っていたんですよね。文章から、伝統を大切にしている想いだったり、飴に真摯に向き合っていたり、取引先に対しての向き合い方だったり、相手の気持ちや考えを尊重して、いいものを一緒に作ろうという姿勢を感じていました。こういう会社とグッズを一緒に作ったら絶対にいいものが出来ると思っていて。いまは営業ですが、以前はプロモーションの担当だったので、こういうノベルティで使えそうなグッズには常に目を光らせていて。(笑

この飴を知ったときに、なにか形にできないかなと思って色々企んでいたのですが、志半ばにして部署が変わってしまい・・

宮嶋とはお互いプロモーション担当だったので日頃から情報交換をしていて、その中で組み飴の話をしたんです。

ゴールドウイン渡邊さん

:ブランドロゴを飴に組み込めるという発想がなかったので、面白いし、皆さんにその場で盛り上がってワイワイ食べてもらえるかな?と思いました。あと、塩を練り込めるということで熱中症対策にもなるんじゃないかなと思ったのがきっかけでした。ノベルティ制作は予算との兼ね合いも大きく、作るのであれば、ブランドとの関連性、親和性が大切で、「なぜこのノベルティなのか」を追求する必要があります。その中で飴はいままでやったことがなく、もともと夏に開催されるヨットの大会での配布を考えていたので、会場にいる皆さんが熱中症対策を楽しく意識してもらえれば良いかなと。そういうノベルティグッズの方が思い出にもお土産にもなるし、誰かの記憶に残るといいなという思いで決めました。

:熱中症対策を促せるというのも大きな決め手になったということですね。

:夏の暑い時期なので、せっかく作るなら、塩分補給できる味の方がスポーツブランドとして理にかなっているんじゃないかと思いましたね。また選手は長時間海上にいるので飴一粒でリフレッシュ効果もあると思いますし。あとはコミュニケーションツールとしてもとてもよかったですね。ただプレゼントするだけじゃなくて、「熱中症に気をつけましょうね」と手渡しで配れたのと、見た目もかわいく、手にした方たちの中で話題になって、ヘリーハンセンはやっぱり面白いことやるよねというお言葉ももらえたので、僕たちとしても非常によかったです。ロゴが組み込まれていたため、市販で売っている熱中症対策飴よりもインパクトがあったんだと思いますよ。

:コミュニケーションツールというのは私たちのキーワードでもあるので、そう言っていただけるのはとても光栄で、嬉しいです。

ゴールドウイン宮嶋さん

渡した際の皆さんの反応はいかがでしたか?

:ノベルティはステッカーが一般的なので、飴は皆さんにとっては超変化球。今までにない全く新しいものがやってきた!という驚きのリアクションを受けました。すぐ口に運んでくれたのも嬉しかったですね。皆さんの反応を見ていると、かかった費用を考えてもコストパフォーマンスが非常に高く、社内でもこういうことをやった事例がなかったので、届いた時もとても盛り上がりました。

ヘリーハンセンオリジナルキャンディー

最後に、今回ご注文いただき、いかがでしたか?

:今までにない面白いノベルティを作りたいというところから始まったので、結論からいうと非常に満足度が高かったと言えます。僕らも面白かったし、手にした方たちが誰一人嫌な顔せず笑って貰っていってくれたことがすごく良かったですね。前述通り歴史の古いブランドですが、若い世代に面白いブランドだと思ってもらえるツールになったのではと思っています。

また、真夏の大会用なので塩飴がいいと独断で決めたのですが、「皆さんコンディション管理は気をつけて、塩飴舐めて頑張って!」と、今までとは違うコミュニケーションが図れたことが非常に良かったと思っています。会社のトップがいつも「手に取った人の未来をどうデザインするか。」って言うんですよね。例えそれがノベルティであったとしても、手に取った方のパフォーマンスやモチベーションを少しでもあげられるような存在になれたらと思いますし、ただ物を作るのではなくて、未来を、次の一歩をデザインする、これからもそんな会社、ブランドでありたいと思っています。

:本日は貴重なお時間をありがとうございました!!