お客様インタビュー

講談社

「まいあめは、あめの形をしているけど、あめじゃないんです」
講談社BOX ロゴ

講談社の若者向けレーベル「講談社BOX」が期間限定で運営しているブックカフェ「KOBO CAFE」。カフェで販売する数々のお土産グッズの中で一番人気なのが、まいあめ工房で作った「オリジナルキャンディ」だという。講談社BOXの編集者でカフェの責任者でもある柴山氏に、「まいあめ」について詳しく伺った。

まいあめで期間限定カフェのオリジナルグッズを製作

− 講談社BOXではまいあめ工房をどのように利用していますか。

まいあめ工房(以下、まいあめ)には「KOBO CAFE」オリジナルのあめを作ってもらいました。「KOBO CAFE」というのは、談社BOXが作家の渡辺浩弐さんと一緒に、今年(2008年)5月から広告宣伝の新しい試みの一環として、中野で運営している期間限定のブックカフェです。

11坪のちいさな店ですが、本に囲まれながらおいしいコーヒーが飲めます。カフェでは、マグカップやTシャツ、バックなどオリジナルグッズの販売も行っています。その中でも一番人気が、今回まいあめで作った「KOBO CAFEオリジナルキャンディ」です。

※2008年6月末でいったん終了。しかし好評につき、7月から再開予定。

講談社 KOBO CAFE 店内
KODANSHAの文字を入れるのは至難の業
− 今回まいあめで作ったのはどんなあめですか。

まいあめではロゴ2種、キャラクター2種、全部で4種類のあめを作ってもらいました。

NO.1:「講談社BOX」のロゴ入り(コーラ味)
NO.2:「KOBO CAFE」のロゴ入り(ミルク味)
NO.3:「KOBO CAFEキャラクター・ランプちゃん=竹氏デザイン」(青リンゴ味)
NO.4:「KOBO CAFEキャラクター・タンテイ=笹井一個氏デザイン」(オレンジ味)

まいあめの包装
− 「オリジナルキャンディ」の販売価格はいくらですか。

この4種類のあめを3個ずつ、計12個を一袋500円で販売しています。
これだけではおもしろくないので、あめをデザインしたイラストレーターの笹井一個さんによる「あめができるまで」のリーフレット(右写真のオレンジ色のもの)をつけています。

講談社の若者向けレーベル「講談社BOX」

− ところで、期間限定とはいえ、本格的なカフェを運営する出版レーベルというのも珍しいと思います。講談社BOXはどんなレーベルなのですか。
新人作家を多く輩出する講談社BOX

たしかにちょっと変わっているかもしれません。講談社BOXの編集部は講談社本館とは別棟にあって、人数もDTPチームも入れて14人とちいさな編集部なので、比較的自由に今回のような新しいことに挑戦できる環境にあります。

「講談社BOX」の読者層は20代から30代で、小説を中心に、ノンフィクション、漫画も扱っています。奈須きのこさん、西尾維新さんなどの人気作家さんの作品刊行だけでなく、この2年の間にも積極的に新人の発掘を行ってきました。一人の作家が12ヶ月連続で小説を刊行する「大河ノベル」は講談社BOXの代表的なシリーズです。

なぜ「BOX」かというと、本がすべて銀色の紙箱に入っているからです。内容だけでなく装丁もていねいな作りにしています。「本棚の一番いいところに講談社BOXを置いてもらいたい」と思いながら本作りをしています。

「KOBO CAFE」とは?

− KOBO CAFEのお客様は講談社BOXの読者が中心なのですか。

はい。講談社BOXのファンクラブ「KOBO」の会員の方々を中心に、BOXのファンの方々に来ていただいています。わかりにくい場所ですが、ファンの方々は熱心に場所を探し当ててくださって、みんな思い思いに楽しんでいってくれています。

さらに編集者もよく出入りしますし、作家さんもよく遊びに来てくれるので、かなり「業界率」の高いカフェです。いつもカウンターで本格的にコーヒーを淹れているのも、バリスタではなくKOBO CAFEの部屋の持ち主で作家の渡辺浩弐さんだったりします。

私は店長として、編集部の仕事のかたわら、金土日の営業日には必ず店に立っています。

− KOBO CAFEを始めたきっかけは何だったのでしょうか。

昨年、部長と二人で作家さんの原稿の上がりを待っていたときの会話がきっかけでした。「シバヤマは将来何かやってみたいことあるの?」と聞かれたので、「そうですね、ブックカフェをやってみたいですね」と言ったら、「じゃあ、今やっちゃえば」という、半分冗談みたいな会話からKOBO CAFEは始まりました。

もともと、講談社BOXの中では、「ただ単に本を売るだけでなく、読書環境もプロデュースしよう」という話をよくしていました。また、ファンへ何かおもてなしをしたいという気持ちもありました。実験的に、期間限定でカフェをやってみようということになりました。

最初は文化祭的なノリでしたが、企画をすすめていくうちに「どうせやるなら真剣にやらないとつまらないね」となり、インテリア、小物、メニューのコーヒーまで、かなりこだわって準備をしました。昨年、たまたま別件でニューヨークに出張に行ったときには、部長と一緒にニューヨークのブックカフェをたくさん回り、「本場」のほの暗い照明や、壁やテーブルの質感などを見て店作りの参考にしました。

お土産用のオリジナルグッズについてもこだわりました。ありきたりではなく、かつ来た人に喜んでもらえるものは何だろうといろいろ考えました。

まいあめを選んだわけ

− オリジナルグッズの一つにあめを選んだのはなぜですか。
講談社:柴山氏

オリジナルグッズを決めるとき、学生の頃を思い出して、真っ先にあめが浮かびました。

あめは、みんなで分けられます。「かわいい!」と言われるし、食べられるし、学校などで「昨日KOBO CAFEに行ってきたよ~」という口コミ効果も期待できます。

部長は「ん、あめ?」という感じで最初ピンとこなかったようですが、できあがってからは、「あめがこんなにおもしろくなるとは思わなかった。これはシバヤマの最大のヒットだね」と言ってくれました。

− あめを作ってくれる業者はどうやって探したのですか。

「オリジナルキャンディ」で検索をして、3社ぐらいピックアップしてWebサイトを見比べました。

− 3社の中でまいあめを選んだのはなぜですか。

一番大きな理由は、まいあめのサイトにでていた「ケ○○軍曹」のサンプルを見て、これだけ細かくキャラクターを再現するのはすごいなと思ったことです。それと、ごろんとした大きさがちょうどよかったことと、ロットが3500個からと小さいこと。ほかの業者さんは5000個からとかなので、期間限定カフェで使うには多すぎます。

また、個包装をしてくれるというのもまいあめを選んだ大きな理由です。業者さんによっては裸のままのものもありましたが、それだとみんなに分けにくいですから。

「まいあめができるまで」をリーフレットに

− ところで、あめができるまでのリーフレット、おもしろいですね。

ありがとうございます。出版社の企画なので、ただあめをそのまま売るんじゃなくて、何かコンテンツをつけたいなと企画の段階から思っていました。

イラストレーター笹井一個氏による「あめができるまで」のリーフレット

リーフレット

そこで、まいあめの中村さん(弊社代表 中村貴男)に「作るところを見に行ってもいいですか」と聞いたら、「いいですよ、どうぞ来てください」と気持ちよく受けてもらいました。まいあめって、オープンでいいなと思いました。

工場見学をして、あめのデザインをお願いしている笹井一個さんのセンスで、あめのできる様子を描いてもらったものをおまけにつけることにしました。笹井さん、カメラマン、私の3人でまいあめの名古屋工場に取材に行きました。

− まいあめの工場見学はいかがでしたか。

おもしろかったです。最初組んだあめは太くて大きいのですが、それを全部手作業で、そのままのデザインでどんどん細くなっていくところは、見ものでした。

笹井さんは、自分デザインのあめができあがる過程をとても楽しんでいました。私も、個人的にもおもしろかったですが、編集者としても、こんなふうに作家さんに喜んでもらえる企画ができてよかったなと思います。

今、私たちがカフェを作るまでの悪戦苦闘の課程を「KOBO CAFEができるまで」という一冊の本にまとめようという企画があります。そのときにはニューヨークでのブックカフェめぐりの話に加えて、まいあめのこと、そしてこの工場見学のことも内容に入れたいと思っています。

− ところで、まいあめって味はどうなんですか。

おいしいです☆ 特に工場で食べたときには感動もののおいしさでした。

中村さんによれば、まいあめはコンビニとかで売られている大量生産のあめと作り方が違っていて、釜でぐつぐつ煮る昔からの製法なのだそうです。「かわいいけど味はいまいち」というのでは残念ですが、まいあめはおいしいから、どんどん人にあげたくなります。

まいあめは、あめではない。何かというと...

− 編集者、そしてまいあめユーザーの柴山さんの観点で、まいあめを一言で表現していただけますか。
KOBO CAFEオリジナルキャンディ

まいあめは、あめじゃないんです。あめという素朴な食べ物を媒体にして、私たちの「想い」や「念」みたいなものを、もともとのものを損なわない形で受け手に伝えてくれるものです。

だからまいあめは、形としてはあめですが、「メディア」の一つだと思います。価値のわかる人にだけ、その価値を届けることのできるメディアです。そういう意味では、私たち講談社BOXの仕事と、まいあめはとてもよく似ています。工場見学のときに特にそう思いました。

− どんなところでそう思ったのですか。

工場であめを作っているとき、笹井さんがその場で職人さんとお話をしながらデザイン変更しているんです。講談社BOXも、編集部内にDTPがあるので、「この行は折り返さないで」などと作家さんと直接レイアウトを行うことがあるのですが、それによく似ていると思いました。

職人さんがそれを面倒がらずに、むしろ喜んでやってくれるところも同じです。

今後の期待

− まいあめ工房へ、今後の期待があればお願いします。

講談社BOXでは、KOBO CAFEに限らず、今後も「読者へのおもてなし」という私たちの気持ちをいろんな形で表現していきたいと思っています。今回、まいあめの皆さんとはとてもよい仕事をさせていただきました。まいあめは、お菓子問屋さんなのでオリジナルあめ以外にもいろんなものができると伺っています。また一緒におもしろいものを作っていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

カフェのお客さま
− お忙しい中、ありがとうございました。

講談社BOX

※ 取材日:2008年6月

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「まいあめ」は100%手作りの、完全オーダーメイドのキャンディーです。
職人が一釜分ずつ組み上げて制作するため、一時期に受注・生産できる数は限られています
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